スタフェスライフ

2019年10月9日 10:00
 

新お弁当ブランド「素材Lab。」開発ストーリー vol.1 こだわったのは味だけではない

スターフェスティバル創業10周年の節目に、食の安全・食品ロス・廃棄プラスチック問題など、中食業界を取り巻く社会課題の解決をコンセプトに据えた、新たなお弁当ブランド 「素材Lab。」が誕生しました。

このブランドは、コンセプト策定から商品開発まで全てをスターフェスティバルの商品開発部(究極のごちそう開発グループ)が手掛けています。

商品を食べていただくお客さまに生産者の思いを届け、安心・安全な食材をおいしく残さず食べていただくためにはどうするべきか。
数ヶ月に渡り、こだわり抜いて誕生した「素材Lab。」のお話を究極のごちそう開発グループ・米倉淳子さん、関根巳羽さんに聞きました。

 

「素材Lab。」のお弁当

 

――ブランドコンセプトは、どのような流れで決まったのですか?

まず、せっかく作るならみんなが幸せになる商品を作ろうと思いました。
スターフェスティバルの企業理念は「ごちそうで 人々を より 幸せに」です。
ただ美味しいお弁当を作って終わりではなく、生産者、消費者、そして地球も幸せにする。
我々の未来のためにも、環境にやさしいお弁当を作ろうと思ったのがきっかけです。

そこで、まず「食」にまつわる問題や求められていることについて考えてみました。

年々、食に対する消費者の意識は高くなってきています。

最近では「食品のトレーサビリティ」という言葉もよく聞きます。
どこで生産され、どこで加工され、どうやって流通したのかを特定できる仕組みのことで、情報がちゃんとわかるから安心して食べることができます。

また、大量製造によって発生する大量廃棄=食品ロスも問題になっています。
食品ロスは企業の大量廃棄だけでなく、普段の生活の中でもあります。
例えば、お店で出てきたお料理の量が多すぎて食べきれない、とか。それも小さな食品ロスです。
私たちのサービスで言うと、売れ残ったお弁当を廃棄するのも食品ロスです。

問題といえば、プラスチックごみ問題は世界的にも深刻です。
私たちがお届けしているお弁当も容器にプラスチックを使用しているものも多くあり、企業としても取り組むべき課題だと思っています。

 

――業界的にも問題解決への取り組みが求められていますよね。

そうなんです。

このCSR活動の流れを汲み、飼料や飼育環境にこだわりをもつ生産者に限定した食材、環境負荷を軽減する容器の選定、計画的な仕入れと販売スキームの構築による食品ロスの削減により、中食業界が直面する社会課題解決の一助を担うことを目指そう!となり、大枠のブランドコンセプトが決まりました。

 

――妥協なしですね!たくさんの課題に立ち向かうにあたり、どのように進められたのでしょうか?

まずは、課題解決のために具体的に何をすべきか?何にこだわって商品開発をするのか?を考えました。

国内で大切に育てられた食材に絞り、生産者の思いと美味しさを徹底的に追求すること。
食品ロスに関しては、「残さずおいしくいただく」をテーマに、「量・比率・味つけ」を工夫した設計にし、手の届きやすい価格帯で美味しく食べ切っていただける内容にすること。
プラスチックごみ問題は、焼却処分されてもCO2削減効果のあるエコウッド容器を採用すること。 この3つを私たちのこだわりとしました。

 

――「開発ストーリーvol.2」食材・容器との出合い につづきます

 


 

ごちクル

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    東京店:https://gochikuru.com/store/2790/
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シャショクル

  • 販売場所   :シャショクル契約企業の売り場スペース(※一部店舗での販売開始後、順次展開予定)
  • 販売時間   :契約企業の販売時間に準ずる(※無くなり次第終了)
  • 販売個数   :1日50食限定
  • 価格帯     :750円~1,000円(税込)